今回は日帰りでも回れる豊臣秀吉ゆかりの地を紹介!神様として祀られた中村区にある豊国神社や愛知県西部地域でのゆかりスポットをピックアップしていきます。戦国時代、日本を魅了した有名武将たちが愛知・名古屋の大地で歴史の舞台を織り成していました。その中には今では忘れ去られつつある場所も多く存在します。今度の休日に史跡巡りしてみませんか?
下中八幡宮
秀吉の母親なか(当時名)が、子どもを授かるよう祈願した神社であり、秀吉の氏神様と言われています。押木田公園の東脇にあり、とても綺麗な空気を感じる神社です。
所在地:〒453-0833 名古屋市中村区押木田町1丁目1
駐車場:なし
公式HP:なし
日之宮神社
秀吉の母親なか(当時名)が、子どもを授かるよう祈願した神社です。日吉公園内にあり、「日吉丸生母祈願の跡」として石碑も建てられています。
所在地:〒453-0823 名古屋市中村区日ノ宮町1丁目30-28
駐車場:なし
公式HP:なし
清須山王宮 日吉神社
秀吉の母親なか(当時名)が、子どもを授かるよう祈願した神社であり、秀吉幼名「日吉丸」はこの神社名に由来。また、天下統一後の秀吉が病気のおり、当時の後陽成天皇が清須山王宮日吉神社に病気平癒を願われたとも伝わっています。「お申の神社」として有名で、狛犬ではなく申(猿)が両脇にひかえ、拝殿横の巨大絵馬(縦3m横4.5m)は一見の価値ありです。
所在地:〒452-0942 愛知県清須市清洲2272
駐車場:あり
太閤山 常泉寺
秀吉生誕の地であり、秀吉の死後創建され、ご神体は木彫刻の豊太閤像です。「産湯の井戸」「お手植えの柊」など秀吉のゆかりなものを拝観できる見どこの多い寺院で、周辺には豊国神社や加藤清正生誕の地と言われる妙行寺があり、この3神社寺院でも十分満喫できます。
所在地:〒453-0053 名古屋市中村区中村町木下屋敷47−47
駐車場:あり
横笛山 光明寺
秀吉が幼少(8歳ごろ)時に修行したとされているお寺です。少々所在地が分かりづらく車道も狭いため、車での拝観はおすすめしません、バスで行かれた方が良いです。光明寺から北へ300m移動したところに織田・徳川家や福島正則が庇護した妙勝寺がありますので、もし光明寺にいかれた際はこちらもどうぞ拝観してみてください、参道から境内とても立派な寺院でおすすめです。
所在地:〒490-1113 愛知県あま市中萱津道場114
駐車場:なし
公式HP:なし
高座結御子神社
境内に高座稲荷社があり、ここは、秀吉が幼少時、母に連れられて立身出世を祈ったと言われていることから太閤出世稲荷とも呼ばれています。熱田神宮境外摂社でもあり、南に1.5Kmで熱田神宮がありますので併せて行きたい神社です。
所在地:〒456-0015 名古屋市熱田区高蔵町9-9
駐車場:あり
多賀宮
秀吉の母親大政所(当時名)病気平癒を祈願したと言われている。円頓寺商店街の中にあり、気がつきにくいかもしれませんが、正殿は南向きが多いので、北側を気にして商店街を散策し見つけてみてください。
所在地:〒451-0042 名古屋市西区那古野2丁目8
駐車場:なし
公式HP:なし
豊国神社
ご祭神は豊臣秀吉、創建1885年と歴史は浅く、当時(明治時代)の国定廉平県令および地元の有志による創建が始まりです。中村公園の敷地内に豊国神社があり、中村公園文化プラザ内の秀吉清正記念館は無料で入場できます。加藤清正生誕地の妙行寺とセットで散策してみてください。
所在地:〒453-0053 名古屋市中村区中村町茶ノ木
駐車場:なし
まとめ
いかがでしたでしょうか?
その他に、織田信長の草履を懐に入れ温めていたとされる生駒家屋敷(江南市)や、加藤清正と遊んでいたとされる横井山緑地(名古屋市中村区)、蜂須賀小六との出会橋(岡崎市)など多くのゆかりの地があります。
残念なことに、生駒家の菩提寺である久昌寺が昨年取り壊しを決定し廃寺となってしまいました。老朽化による維持が困難だったそうです。
戦国時代の有名武将が多い愛知・名古屋の地域で、地元民も意外と知られていない場所も多くあります。少しでも後世に歴史文化を残し伝え、応援していきたいと思います。