「こんな場所あったの!?」知れば知るほど面白い、名古屋の穴場ミュージアムを巡ろう
名古屋といえば科学館や美術館が有名ですが、実はまだあまり知られていない“個性派ミュージアム”が市内にはたくさんあります。今回は、子どもも大人も楽しめて、知的好奇心をくすぐる「おもしろミュージアム」を5カ所厳選。防災と妖怪、陶磁器の手仕事、大正ロマンまで──梅雨のお出かけにもぴったりの室内スポットをご紹介します。
1. 港防災センター|妖怪伝承で学ぶ防災意識

妖怪の伝承と災害の歴史を結び付けた企画展を通じて、防災について楽しく学べる珍しい展示。暗がりに浮かぶ妖怪模型や昔話の世界観は子どもにも人気で、自由研究にも最適。
- 開催中企画展:「百鬼騒乱~災いと妖怪伝承~」(2025年5月20日〜8月31日)
- 【入館料】無料
- 【営業時間】9:30〜16:30
- 【休館日】月曜・第3水曜(祝日の場合は翌平日)
- 【アクセス】地下鉄名港線「港区役所駅」徒歩3分 [map]
- 【公式サイト】https://www.minato-bousai.jp

2. 水の歴史資料館|上下水道の歴史と防災を学ぶ
巨大な水道管の中に入って歩ける体験や、昔の浄水施設の復元など、見て・触れて・学べる参加型の展示が魅力。水道の仕組みや名古屋の上下水道の歴史を楽しみながら理解できます。
- 【入館料】無料
- 【営業時間】9:30〜16:30
- 【休館日】月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
- 【アクセス】地下鉄「覚王山駅」または「自由ヶ丘駅」徒歩約17分/市バス「月ケ丘」下車すぐ[map]
- 【公式サイト】https://www.water.city.nagoya.jp/03mizunorekishi/
3. トヨタ産業技術記念館|繊維機械から自動車技術まで

実際に稼働する機械の迫力を間近で体感でき、子どもから大人まで夢中に。トヨタグループのルーツでもある繊維機械から最新の自動車技術まで、「ものづくり日本」の本質に触れられます。
- 【入館料】大人1,000円/65歳以上600円/大学生500円/中高生300円/小学生200円
- 【営業時間】9:30〜17:00(最終入館16:30)
- 【休館日】月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
- 【アクセス】名鉄「栄生駅」徒歩3分 [map]
- 【公式サイト】https://www.tcmit.org

4. 文化のみち 二葉館|大正ロマン漂う洋館

大正時代に建てられた和洋折衷の美しい洋館は、ステンドグラスや調度品なども当時のまま。名古屋の文化人ゆかりの資料とともに、落ち着いた時間を楽しめる隠れた名スポットです。
- 【入館料】大人200円/中学生以下無料/敬老手帳提示で100円
- 【営業時間】10:00〜17:00(貸室は20:30まで)
- 【休館日】月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
- 【アクセス】地下鉄桜通線「高岳駅」徒歩10分 [map]
- 【公式サイト】https://www.futabakan.jp

5. ノリタケの森・クラフトセンター|陶磁器の製造工程を体験

職人の手作業による絵付けや焼成のデモンストレーションが見られ、ものづくりの丁寧さに感動。自分で絵付け体験もでき、世界にひとつの作品が作れる参加型の施設です。
- 【入館料】大人500円/65歳以上300円/高校生以下無料
- 【営業時間】10:00〜17:00
- 【休館日】月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
- 【アクセス】地下鉄東山線「亀島駅」徒歩5分/名古屋駅から徒歩15分 [map]
- 【公式サイト】https://www.noritake.co.jp/mori/

編集部のひとこと
“博物館=静かで難しい”というイメージを覆す、名古屋の「おもしろミュージアム」たち。学びながら楽しめて、ちょっと得した気分にもなれるこれらの施設は、梅雨の時期や夏休みのお出かけにもぴったりです。次の週末、知らなかった名古屋に会いに行ってみませんか?
