南海トラフを起点とした東海・東南海地震の危険性が高まっていると、この数年強く言われています。さらには、地球温暖化の影響からか異常気象が世界各国で発生し、日本でも多くの水害などが頻繁に起こっています。しかしながら実際に自分の身に起きていないと対策が疎かになってしまいがちだと思います。「名古屋市港防災センター」では、地震や火災時の煙、水害などを疑似的に体験できます。実際に行って体験してきました。
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「名古屋市港防災センター」って?
「名古屋市港防災センター」は名古屋市港区の港区役所の隣にあります。地下鉄名港線の港区役所駅を降りて3分ほど。駐車場はありません。近隣にコインパーキングもありますが少し距離があるので、公共交通機関で行かれるのが良いと思います。
名称 | 名古屋市港防災センター |
住所 | 名古屋市港区港明1丁目12−20 |
電話番号 | 0526511100 |
URL | https://www.minato-bousai.jp/ |
入場・体験 | 無料 |
地震体験
地震体験ができる装置は、揺れの想定を色々設定できるそうで、東南海地震を想定した揺れを体験させてもらいました。今回初めて地震体験を経験したのですが、とても立っていられませんでした。実際にこんな地震が来ると思うとゾッとします。
火災時の煙体験&伊勢湾台風の疑似体験
地震体験以外にも、「火災時の煙体験」と「伊勢湾台風の疑似体験」ができます。煙は実際の煙ではありませんが、視界が狭くなることを経験できたり、姿勢を低くする事の重要性を経験できます。
伊勢湾台風の疑似体験は、3Dメガネをかけてリアルに当時の様子が体験できます。浸水するときのスピード感や、水に乗って大きなものが流れてくるときの恐怖感を体験でき、速やかに避難をする事の重要性を感じさせてくれました。
展示室などには、伊勢湾台風や最近の水害から学ぶためのクイズや、階段には実際に使用された防災ヘリやミニポンプ車が展示してあります。さらに、ハザードマップも確認でき、自分の住んでいる地域の危険性をチェックできます。
備えあれば憂なし
今回初めて地震体験などを経験したのですが、本当に意識が変わりました。特に地震体験は、装置ですらこんなに怖いのに、実際に遭遇した時のことを考えるとこれまでの認識の甘さを反省しました。名古屋に住んでいる以上いつかは起きると言われている大規模災害に備えて、疑似体験をしてみるのも良いと思います。そして、災害に向けての『備品の準備』と『心の準備』をしましょう!