2003年に名古屋で始まった世界最大のコスプレイベント『世界コスプレサミット（WCS）』。2023年8月4日から始まる通称”コスサミ”は、今年で21回目を迎えます。今回は、その魅力について書きたいと思います。
サブカルの街、名古屋
世界コスプレサミット発祥の地である名古屋は、日本の中部地方に位置する都市であり、日本全国でも有数の経済的な重要都市です。そんな名古屋には伝統的な文化だけでなく、サブカルチャーやポップカルチャーも盛んに存在します。そこで、名古屋で発展しているサブカルチャーをいくつか挙げてみました。
オタク文化
名古屋はアニメや漫画、ゲームなどのオタク文化が根強くあります。特に、アニメや漫画のイベントやコンベンションが頻繁に開催され、多くのファンが集まります。また、アキハバラに次ぐオタクの聖地とされる「大須」（おおす）商店街があり、アニメグッズやコスプレ用品などを販売するショップやカフェが集まっています。
コスプレ文化
名古屋ではコスプレ文化も盛んで、多くのコスプレイヤーがイベントや公共の場でコスプレを楽しんでいます。特に大須商店街や鶴舞公園、イベント会場などでよく見かけることができます。
カフェ文化
名古屋は古くから喫茶文化が根付いており、個性的なカフェが多くあります。メイド喫茶はもちろん、アートや音楽が楽しめるカフェや、キャラクターカフェなどが人気を集めています。カフェ巡りが名古屋のサブカルチャーを楽しむ方法の一つとして挙げられます。
名古屋発祥のコスプレサミット
世界コスプレサミット（World Cosplay Summit、WCS）は、日本で2003年に初めて開催された国際的なコスプレイベントです。名古屋市中区の大須が最初の会場となり、当初は日本国内からの参加者が主でしたが、年々海外からの参加国も増えてきました。
世界コスプレサミットの特徴
ワールドコスプレチャンピオンシップ
WCSには世界各国・地域から参加チームが選出され、予選を勝ち抜いたチームは名古屋で開催される本選に参加できます。代表チームは2人1組のペアで構成され、コスプレ衣装を自作し、審査員による審査を受け、コスプレ世界NO.1を決定します！！
本大会では、ステージで2分30秒のパフォーマンスを行い順位や特別賞などが決まります。
詳細は公式サイトにて確認して下さい。
WCS開催中は、様々なイベントが行われています！
コスサミ前夜祭
オアシス２１で開かれる前夜祭では、レッドカーペットセレモニーが行われます。出場する３３の国・地域の代表と、WCSアルムナイ（過去の代表）や、来賓ゲスト達がレッドカーペットを歩きます。さらに、名古屋芸術大学の生徒１００名による豪華生演奏も聴けます！
コスプレ参加、撮影、ブースフォト
オアシス２１やヒサヤオオドオリパークなど名古屋の街を撮影＆交流エリアとして大開放！多くの撮影スポットや出展ブースなどでフォトジェニック体験ができます！
ステージ
様々なコスプレをテーマとしたプログラムが行われています。コスプレパフォーマンスやライブ、トークショーなどここでしか聞けない内容も盛り沢山！
大須コスプレパレード
各国・地域の代表と一般参加のコスプレイヤーが大須商店街を練り歩く！世界コスプレサミット発祥の地である大須商店街で行われるとあって、毎年1000人を超えるコスプレイヤーが参加します。
カレーサミット2023も同時開催！
世界コスプレサミット開催期間中、カレーサミット2023も同時開催されるようです。世界33の国と地域のカレーが大集合！
詳細は公式サイトにてご確認ください。
まとめ
名古屋では開催期間中の３日間はすごい盛り上がりで、地下鉄やバスもコスプレのまま乗車できるため、多くのコスプレイヤーを見ることができます。
名古屋発の世界コスプレサミットが、コスプレ文化の発展と普及に貢献し、最近では、世界のコスプレイヤーにとって夢の舞台となり、その人気は日本国内外から多くのメディアや観客に注目され、コスプレ文化が世界中に広がるきっかけとなっていることを嬉しく思います。
ぜひ一度、世界コスプレサミットが開催されている時期に名古屋を訪れてみて下さい。
