名古屋のご当地ラーメンといえば、好来系ラーメンや台湾ラーメンなどがありますが、名古屋の人に最も馴染みがあるのがスガキヤです。創業は戦後間もない1946年。恐らく名古屋で生まれ育った人で食べたことがない人は、ほとんどいないのではないでしょうか。今回は、名古屋駅から歩いて7分ほどのイオンタウン太閤店へ行ってきました。ラーメンだけでなく、スーちゃんの秘密やラーメンフォークについても紹介したいと思います。
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スガキヤって?
名古屋人のソウルフードとも言えるスガキヤは、昔からリーズナブルな価格で提供しており、名古屋市内のすべての区に店舗を構えています。学生時代から比べると高くなったな〜と思いますが、今でもラーメン1杯390円(2024年1月現在)。本当に有難いですよね。
頼んだのは、ラーメン&五目・サラダのセット。ラーメンに五目ご飯とサラダがついて、なんと税込で700円!スガキヤのラーメンは豚骨+魚介出汁の優しい和風豚骨スープです。何も言わなければ麺は結構柔らかめです。普段は硬めが好きなので、ラーメンを食べにいくと「麺固め」で注文するのですが、なぜかスガキヤはこの「柔らかめ」が好きです。いつどのお店で食べても「優しくて美味しい」スガキヤのラーメン最高です!
スガキヤの秘密3つ!
ラーメンフォーク
スガキヤでラーメンを注文すると通常のレンゲではなく、ラーメンフォークなるものが付いてきます。最近でこそ環境問題に関心が高まっていますが、スガキヤは1978年に、割り箸の大量消費による環境問題を危惧し、割り箸がなくてもラーメンが食べられるようにとこのラーメンフォークを同じ名古屋の会社であるノリタケと共同開発しました。
そしてそのコンセプトとデザインの美しさから、ニューヨーク近代美術館に展示されています。ちなみに現在提供されているラーメンフォークは2代目です。
ソフトクリーム
スガキヤの入り口には必ずと言って良いくらい「ソフトクリーム」の看板(オブジェクト)があります。ラーメン屋さんなのに不思議だなと思ったことありませんか?
実はスガキヤ、創業当時は「甘党の店」と言う名の甘味処でした。ラーメンをメニューに加えたのは創業から2年後だったそうです。それをきっかけに店名を「寿がきや」と変えましたが、80年近く経った現在でも、ソフトクリームやクリームぜんざい、あんみつなどのスイーツを、昔と変わらずに提供し続けています。
スーちゃん
スガキヤのロゴマークの隣にいるイメージキャラクターのスーちゃん。名古屋でも恐らくあまり知られていないと思うのですが、実は家族がいるんです!家族構成はと言うと…
お父さん:ラーパパ
お母さん:メンママ
本人:スーちゃん
弟:プーちゃん
犬:うー
猫:みゃー
家族を繋げて読むと『ラーメンスープうみゃー』(訳:ラーメンスープ美味しい)となっています。
スガキヤ イオンタウン太閤店
最後に
80年近くも名古屋で愛され続けているスガキヤは、ショッピングモールや大きめのスーパーにはかなりの確率で店舗を構えていたり、最近では大学の中にもあったりします。まだ名古屋に来て食べてない方や、スガキヤを知らなかったって方は、名古屋へいらしたときに是非一度足を運んでみてください。スガキヤを好きになってくれたら、名古屋人としてとても嬉しいです!