干支というと、十二支の動物のイメージが強いかもしれませんが、実はそれぞれに神様が宿っていると言われています。名古屋には、干支の神使がいらっしゃる神社がいくつかあります。例えば、ウサギの神使で全国的にも珍しい三輪神社や牛の神使と言えば天神様の山田天満宮などがあります。今回は家内安全の象徴や火防のご利益とされている「羊」神社をご紹介します。
この記事にはアフィリエイトプログラムを含みます。
羊神社
名古屋市北区にあり、地下鉄上飯田線「上飯田」駅より徒歩8分程度です。途中御用水路街園があり、4月桜の時期は名古屋を代表するお花見散策スポットです。羊神社には駐車場がなく、隣接するのは修善寺の駐車場になりますのでご注意ください。
名称 | 羊神社 |
所在地 | 名古屋市北区辻町5丁目26番地 |
御祭神 | 天照大神 火之迦具土神 |
創建 | 不明 |
X(旧Twitter) | https://twitter.com/hitsuzijinjya |
![](https://aunblog.net/wp-content/uploads/2023/10/eb99c03d0f3f03cffac77d862d10926b-500x281.jpg)
簡単な歴史
延喜式神名帳(927)には記載されていますので、1000年以上前に創建されたと思われますが、詳細は不明です。
『群馬の多胡郡の領主であった「羊太夫」が、奈良の都へ上るときに立ち寄った屋敷が、この地(現辻町)にあり、この土地の人々が平和に暮らせるようにと羊太夫が火の神を祀ったことから、羊神社と呼ばれるようになったと伝えられている。「辻町」は「ひつじ」から「ひ」をとって名付けたともいわれている。』
式内 羊神社 由緒略記より
![](http://aunblog.net/wp-content/uploads/2024/01/f3ae3530da38cdf3a35ee6d48fbe0bee-800x533.jpg)
![](http://aunblog.net/wp-content/uploads/2024/01/0131038e3df3cbd200c6543b0be653a1-800x533.jpg)
神社の特徴
境内のいたるところで、羊の石造を見ることができます。手水舎では可愛いらしい子羊に出会え、石造の蕃塀(ばんぺい)にも。蕃塀とは、直接社殿を見ることが出来ないように、また不浄の侵入を防ぐために作られたとされます。
![](http://aunblog.net/wp-content/uploads/2024/01/7cfafe096553be88b14c16e12f1584d3-800x533.jpg)
![](http://aunblog.net/wp-content/uploads/2024/01/290c0884aaf7b8cf676a8dbb4932c476-800x533.jpg)
最後に
色々な表情の羊顔を拝見でき、ほっこりとした気持ちになれる神社です。また時期や季節によって御朱印の種類が豊富ですので、御朱印集めをされている方にもおすすめです(X旧Twitterに掲示あり)。2027年には未年を迎えます、一度羊神社へ参拝してみてはどうでしょうか。
![](https://aunblog.net/wp-content/uploads/2023/11/c62605669ad3aa71a63e8d80460a4dac-500x281.jpg)