名古屋の登録有形文化財|旧昭和塾堂とは?建築・戦時・戦後の歩み

名古屋市千種区城山町にひっそりと建つ旧昭和塾堂は、昭和初期の歴史を今に伝える戦前期の建築物です。

昭和4(1929)年に建設されたこの建物は、青年教育・社会教育を目的とした施設として設計され、戦前・戦中・戦後を通じてさまざまな用途で使用されてきました。現在は城山八幡宮 の境内に残る歴史的建造物として注目されており、歴史好き・建築ファンの間でその存在が語られています。

旧昭和塾堂は、設計の意匠や用途の変遷から「名古屋の歴史の証人」としての価値があり、観光や歴史散策のスポットとして知られています。

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旧昭和塾堂

アクセス

旧昭和塾堂は、名古屋市内でもアクセスしやすい立地にあります。

・城山八幡宮の境内に建っているため、境内を歩きながら見学することができます。周辺にはカフェやレトロな街並みもあり、散策スポットとしてもおすすめです。

・地下鉄東山線「覚王山駅」から徒歩約7分、城山八幡宮の境内にあり、周辺の散策ルートとしても人気です。

歴史的背景や由縁

建設の背景

旧昭和塾堂は、大正末〜昭和初期にかけて青年教育・社会教育の場として愛知県により建設された建物 です。昭和4(1929)年に完成し、「青年会(青年団)」などの活動のための施設として使われました。

当時、青年教育のニーズが高まっていた背景には、地域社会の活性化やリーダー育成の重要性があり、この施設は県議会での予算可決(寄付を含む)を経て実現しました。

戦時中の利用

1943年(昭和18年)には、旧日本軍に接収され、東海軍司令部など軍事用途で利用されたと記録されています。

戦後〜現代の変遷

戦後は用途が大きく変わり、以下のような施設として利用されてきました。

  • 名古屋大学医学部(基礎医学系)教室・研究室
  • 愛知県教育文化研究所
  • 千種区役所の仮庁舎
  • 愛知学院大学大学院歯学部研究棟(平成29年 2017 年まで)

これらの用途を通じて、教育・行政・学術研究に多数貢献してきた歴史があります。

旧昭和塾堂について

名称旧昭和塾堂
住所名古屋市千種区城山町2丁目90
URL名古屋市千種区ホームページ

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