漫画「南海トラフ巨大地震2」|名古屋市の指定強化地域の方は見てほしい!

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今年8月、講談社から第1巻が発売されたPV1,000万超えを記録した話題の漫画「南海トラフ巨大地震」が、大きな反響を呼びました。物語の主人公が名古屋港で巨大地震に遭い津波に直面した第1巻、そして待望の第2巻がついに発売!自分の心、人の命を考えさせられる内容です。巻末には、地震に関するデータや資料、対策も掲載されており、防災の重要性を改めて考え、災害への備えを見直すきっかけになればと願っています。

CONTENTS

漫画「南海トラフ巨大地震」とは?

この漫画は、2025年2月11日15時07分に発生する「南海トラフ巨大地震」をテーマに、愛知県の名古屋港での大地震に立ち向かう主人公の姿を描いた作品です。物語は、名古屋港に佇む主人公が突如襲いかかる大地震に見舞われる場面から始まります。混乱の中で現状を理解し、命を守るために動き出す主人公。さらに、じわじわと迫る津波が状況を一層深刻にし、孤独や恐怖が彼の心に重くのしかかります。

この過酷な環境で、人の温もりを感じることの大切さや、生き抜くために必要な決断力が試されていきます。大切な命を守るための行動と、極限の状況下での人間の心の葛藤がリアルに描かれており、防災の重要性についても改めて考えさせられる内容です。

南海トラフ巨大地震とは?

南海トラフは、フィリピン海プレートとユーラシアプレートが静岡駿河湾から九州地方の沖合いまで潜り込んでいる海底の境界であり、これらのプレートが滑り込むことによって発生する地震が南海トラフ巨大地震と呼ばれます。政府がマグニチュード8~9クラスの地震発生率を、30年以内に70~80%と想定し、いつ起こっても不思議ではありません。そのため国や各自治体では対応・対策の準備を進めています。下記に各省庁の参考ページを添付していますのでご覧になってください。

名古屋市の動き

名古屋市では、南海トラフ巨大地震から命を守るために様々な対策を打ち出しています。①非常用発電機の確保②食料救助物資備蓄③耐震補強改修④避難所および施設所確保⑤輸送道路網整備⑥河川整備⑦医療救護など、そして名古屋港では港内での想定高さ約3.6mを想定した総延長7,593mの高潮防波堤が2017年設置完了しました。また、市内における事前避難対象地域や避難場所一覧、ハザードマップなどが名古屋市ホームページに掲載されています。ご自身のお住まい地域や仕事場、学校などを中心に是非確認してみて下さい。

ハザードマップの確認方法

実際のハザードマップは、上記の【なごやハザードマップ】をクリックして、名古屋市ホームページ内を確認してみてください。【高潮ハザードマップ】や【地震ハザードマップ】、【洪水ハザードマップ】など、それぞれにより避難施設数などが異なります。

例えば、【指定避難所マップ】の港区であれば【港区 指定避難所マップ(日本語版)】を開いて確認してみると、港区では82ヶ所の施設名称と場所が記されています。

例えば、【洪水ハザードマップ】の港区であれば【港区 洪水ハザードマップ(日本語版)】を開いて確認してみると、港区では72ヶ所の施設名称と場所が記されています。

ハザードの種類により、施設数や場所が異なりますので、事前確認はおすすめします。

災害への備え

自然災害に対し、予測し備えをすることは不可欠です。計画的な避難準備・非常食の備蓄・地域との連携強化は、災害が発生した際に命を守る重要な手段です。安全な未来のために災害への備えを深めましょう。また、防災グッズの最新版や新機能付き便利グッズなどが販売されているケースもありますので、常に最新の情報を入手するように心がけましょう。

名古屋市港区には、防災体験ができる名古屋市港防災センターがあります。実際に体験してきましたので下記の記事も併せてご覧ください。

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