名古屋の和菓子屋さんは100年以上つづく老舗が多く、その中で1634年の江戸時代に那古野本町で創業した「両口屋是清」さんをご紹介したいと思います。
直営店やショッピングモール/百貨店など全国85店舗を展開し、長きに渡り愛される和菓子ですので、名古屋のお土産としても、ご自分のご褒美にもおすすめです。
企業紹介
名称 | 両口屋是清 本町店 |
住所 | 名古屋市中区丸の内3丁目22-6 |
TEL | 052-962-7011 |
公式サイト | https://ryoguchiya-korekiyo.co.jp |
企業の歴史
1634年
創業者の猿屋三郎右衛門が、名古屋で饅頭作りをはじめる
1686年
2代尾張藩主徳川光友より「御菓子所両口屋是清」の看板をいただく
1815年
名古屋東照宮200年御遠忌の菓子御用をつとめる
1944年
名古屋空襲により疎開
1950年
昭和天皇皇后両陛下への献上品、銘菓「旅まくら」を考案
1954年
どら焼き風の卵菓子「千なり」の機械化に成功
2019年
今上天皇即位「慶祝菓子」の販売
企業のビジョン
時代に合わせて様々な変化に対応した「両口屋是清」の核心にあるのは、
「脈々と続く四季折々の自然の姿や日本文化を伝える技。その魅力を発祥の地である名古屋から伝え続けることは老舗の使命です。これからも、のれんを大切に守りながら、世界に誇る和菓子作りを続けていきます。」
両口屋是清物語から抜粋
とあります。
おすすめ商品
二人静
昭和に入り、11代大島清治の自宅庭に咲く「二人静(ふたりしずか)」と言う白い花から、「二人静(ににんしずか)」を考案、和三盆の和菓子。
旅まくら
昭和25年愛知国体の際に、昭和天皇皇后両陛下への旅のお慰めに献上した逸品です。
をちこち
誕生から半世紀以上経過する人気商品です、時代にあわせ食べやすい小豆の棹菓子です。見た目がとってもカワイイ、お土産で喜ばれる一品。
新千なり
太閤秀吉の馬印である千成瓢箪が焼印、名古屋定番のおやつです。丹波大納言小豆の風味を感じる「小豆粒あん」、西尾産の抹茶風味が広がる「抹茶あん」、シャキシャキ食感にレモン風味を加えた「林檎あん」の3種類。
まとめ
時代とともにスタイルを順応しつつ、日本伝統を守りながら調和していく両口屋是清の老舗和菓子は、見た目にもこだわりながら愛される名古屋の味です。
是非この機会に名古屋の和菓子を楽しんでください。