昭和34年創業の『好来』で開発されたラーメンが、修行を積んだ弟子たちが暖簾分けなどでオープンしたことで、「好来系ラーメン」として名古屋に広まりました。残念ながら現在は元祖である『好来』は閉店してしまいましたが、3代目が『好来道場』と名を変え、名古屋市の千種区にて営業しております。
「好来系ラーメン」の特徴は、フランチャイズなどは存在せず、弟子たちが独自に変化させた好来系ラーメンをお店の個性として提供していることにあると思います。各店舗で少しずつ違った味を楽しめるのも「好来系ラーメン」ならではです。
さて今回は、「好来系ラーメン」の数ある店舗の中で私が一番好きな『らーめん専門店 陣屋』へ行ってきました!
どこにある?
『らーめん専門店 陣屋』は名古屋市北区の「オズモール」と呼ばれる大曽根商店街の中にあります。OZをモチーフにしているので、少し不思議なアートなオブジェが点在しています。最寄りの駅は森下駅で、森下駅から徒歩5〜7分程度です。名古屋駅からは、地下鉄東山線に乗り、栄駅で名鉄瀬戸線尾張瀬戸行きに乗り換えることで、15分ほどで名古屋駅からもアクセス出来ます。
店内は、一見お寿司屋さんのような内装で、とても清潔感があり、これも「好来系ラーメン」特徴の一つです。
ここからがラーメンレビュー
注文したのは、「松」と「梅」。このネーミングが「好来系ラーメン」の特徴の一つで、松は普通のラーメン、梅はチャーシューメンです。(他の「好来系ラーメン」では、寿がチャーシューメンの場合が多いです。)
筆者は、食べる専門なので(笑)作り方などの難しいことは分かりませんが、「好来系ラーメン」の特徴は、スープ・メンマ・チャーシュー・麺のそれぞれにあると思います。
まずはスープ
ぱっと見は、豚骨醤油ラーメンの様に見えるんですが、野菜感強めのあっさりとしたスープです。薬膳と言われることもある「好来系ラーメン」のスープは、根菜を使ったオイル感少なめで、出汁がよく効いた旨味強めのスープです。
次にメンマ
通常のラーメンよりも太め&大きめのメンマは、柔らかく煮てあり、濃い味付けではないのに、こちらも旨味がしっかりと感じられ食べ応えのある超うまいメンマです。
さらにチャーシューは…
これもメンマと同様に味付けは濃くないのに旨味がしっかりと感じられ、なんと言ってもトロトロの食感が絶品!!何枚でも食べられます。
最後に麺
中太麺で、最初は柔らかめの麺かなと思うんですが、最後まで硬さが変わることなく、しっかりとした食べ応えのある麺。こんなにあっさりとしたラーメンなのにとっても腹持ちが良いのはこの麺のおかげだと思います!
店舗情報
最後に
自分が好きなこともありますが…どこを取り上げても美味しい要素しかない『らーめん専門店 陣屋』。しかしながら、「好来系ラーメン」は、お店によって味が違うので、名古屋を訪れる度に色々な「好来系ラーメン」を楽しむのもありだと思います!これからも他のお気にりの「好来系ラーメン」のお店を取り上げていきたいと思います!