猿投神社は、三河国の三宮として知られる愛知県豊田市の歴史ある神社です。主祭神は日本武尊の双子の兄である大碓命で、毎年10月には「棒の手」猿投まつりが開催され、多くの参拝者で賑わいます。この祭りでは、室町時代から受け継がれてきた農民武芸が披露され、五穀豊穣を祈願する伝統行事として地元の人々に親しまれています。
猿投神社
とよたおいでんバス豊田線「豊田市」駅からバスに乗り「猿投神社前」バス停下車、徒歩すぐです。自動車では、猿投グリーンロード「猿投IC」おりて3分ほどで到着します。駐車場は数か所あり、少し離れた所にも駐車場があります。
名称 | 猿投神社 |
所在地 | 愛知県豊田市猿投町大城5 |
御祭神 | 大碓命 |
創建 | 192年(第14代仲哀天皇元年) |
猿投神社は、三河国の三宮です。創建は仲哀天皇元年(192年)とされ、猿投山の麓に鎮座し、霊山として山岳信仰や巨石信仰が盛んに行われてきました。主祭神は大碓命(景行天皇の皇子)、猿投山で蛇毒により42歳で亡くなったとされ、西の宮近くに陵墓があります。境内には本社、東宮、西宮があり、美しい景観(山岳や巨岩)と歴史的な価値を持つ神社として多くの人々に崇敬されています。
毎年10月の第2日曜日に愛知県の無形民俗文化財に指定されている「棒の手」の奉納で有名な猿投まつりが行われます。棒の手とは、棒や刀・槍・鎌などが使われる農民の武芸になり、室町時代から受け継がれ五穀豊穣を祈願するお祭とされています。
最後に
猿投神社は豊田市の有名なパワースポットで、訪れる人々に神秘的なエネルギーを体感させてくれる場所であり、参拝する際は歩きやすい服装と靴を準備することをおすすめします。この神社には東宮と西宮があり、初心者や家族連れにも人気のハイキングコースです。山間の自然や厳かな神社の雰囲気を存分に堪能できます。また、参拝後には、近くにある100%天然ラドンの猿投温泉で心身ともに癒されるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
愛知県豊田市の公式観光サイト