八百富神社は、愛知県蒲郡市の竹島内にある神社で、竹島全体が神域になっています。「竹島弁天」とも呼ばれ、日本七弁天の一つとされています。蒲郡市の観光スポットの中でも常に上位にランクインするパワースポットとして、多くの訪問者を魅了しています。また、竹島周辺は三河湾で人気の蒲郡温泉地でもあるため、参拝と合わせて温泉も楽しむことができます。
八百富神社
JRまたは名鉄電車の「蒲郡」駅から、徒歩約20分(約1.5km)の場所にあります。道中には、竹島水族館や竹島園地公園内のユニークなベンチアートが点在しており、散策を楽しみながら進むことができます。
名称 | 八百富神社 |
所在地 | 愛知県蒲郡市竹島町3-15 |
御祭神 | 竹島弁財天(市杵島姫命) |
創建 | 1181年 |
URL | https://yaotomi.net/ |
八百富神社は、1181年の安徳天皇期に創建されました。藤原俊成が三河国司として赴任し、この地を開拓した際、竹生島の弁才天を勧請したことが始まりです。その後、竹島と名付けられ、海上交通の重要な港として、徳川家康や歴代将軍とも深い関係を築きました。1735年の桜町天皇期には「八百富神」の御神号を賜り、現在も開運招福や安産の守護神として厚く信仰されています。
竹島は、島全体が国の天然記念物に指定されており、自然の美しさと価値を併せ持つ特別な場所です。八百富神社をはじめ、八大龍神社、千歳神社、大黒神社、宇賀神社の5つの神社が祀られており、竹島はパワースポットとしても広く知られ、多くの参拝者が訪れています。島の最南端(竜神岬)からは、ほぼ舗装された遊歩道があり、島の海辺を歩いて戻ることができます。蒲郡市観光協会公式サイト内に、写真で紹介「竹島」巡回マップがありますので、是非参考にしてみてください。
八百富神社に参拝するには、長さ387メートルの竹島橋を渡り、100段以上の階段を上る必要があります。しかし、参拝が難しい方のために、対岸には「八百富神社遥拝所」が設けられており、拝殿の奥に位置する竹島を望むことができ、本殿に行かずとも参拝することができます。
最後に
島内の自然や遊歩道を散策したり、竜神岬からの美しい海辺の風景を楽しむこともでき、竹島の魅力を存分に堪能できます。さらに、周辺には三河湾の蒲郡温泉地があり、参拝とともに心身をリフレッシュする絶好の機会です。蒲郡市を訪れた際には、ぜひこの神秘的な場所で歴史と自然の調和を感じ、竹島のパワーを体感してください。