山田天満宮は、1672年に尾張徳川家二代目藩主徳川光友により創建された神社です。同敷地内には、1746年に創建され1983年に合祀された金神社や、御嶽神社もあり、合格祈願だけでなく、金運上昇や、良縁を願う人たちが多く参拝に訪れる神社です。
山田天満宮
大曽根駅(JR、地下鉄名城線、名鉄瀬戸線など)から徒歩7分ほどの場所にあります。駐車場も10台ありますが、お正月や受験シーズンの週末などはかなり混雑しているので、公共交通機関でアクセスする方が良いかもしれません。
名称 | 山田天満宮 |
所在地 | 名古屋市北区山田町3丁目25 |
御祭神 | 菅原道真公 |
創建 | 1672年頃 |
URL | http://tenman.jp/ |
山田天満宮とは
1672年、四代将軍徳川家綱は、教育や学問を世に浸透させるために文教政治を奨励しました。当時の尾張藩主であった徳川光友はその政策を重視し、尾張藩の学問の祖神として太宰府天満宮より菅原道真公を勧請し社を建てたのが山田天満宮のはじまりと伝わっています。
山田八幡宮は、学問の神様としてだけではなく、山田の郷の領民の守護神として、さらに名古屋城の鬼門の方位に位置することから八方守護神として、古くから多くの崇敬を集めています。
方向祈願牛
方向祈願牛(ほうこうきがんうし)
牛のお顔を祈願される方位に向け、鈴に願いをこめて道真公にかけ、道真公に向かってお参りすると、合格・成績向上・就職成就の願いが叶うと云われています。
公式サイトより
撫で牛
撫で牛(なでうし)
自分の身体の病んだ部分を撫でた後、牛の同じ箇所を撫でるとよくなると云われています。
公式サイトより
また、牛の頭を撫でると賢くなると云われています。
金神社
1746年に創建された神社。恵比須神・大国主命(大黒天)・金山彦神・岐神の四柱がお祀りされています。庶民の福徳円満、商売繁盛、金運招福、街道往来を願って奉祀されたとあり、金運に御利益があるとして人気の神社です。
銭洗い
銭洗い(黄金洗い)
黄金(こがね)洗いとも云い、ざるの中に財宝または金銭、くじ等を入れ、えびす様・だいこく様に御神水をそれぞれ三度かけていただき、その流れ出ました御神水にて洗い清めると、金運招福、商売繁盛、開運くじなどの福徳利益の御神徳を授かると云われています。
公式サイトより
御嶽神社
国常立尊・大己貴命・少彦名命の三柱がお祀りされている御嶽神社は、良縁に恵まれたい方や、悪い縁を断ち切りたい方に人気のある神社です。恋のパワースポットで恋の神様をめぐる「恋の三社めぐり」の一つの神社でもあります。境内にある「よりそい石」を撫でることで御利益があると言われています。
最後に
山田天満宮と桜天神社、上野天満宮は名古屋三大天神と呼ばれており、この3社の天神様を参拝し絵馬にそれぞれの御朱印を受けると、三社目の神社で合格祈願の天神像守りを頂ける名古屋三大天神参りというものもあります。車または地下鉄でも半日程度で三社ともお参りできます。