伊奴神社(いぬじんじゃ)という名前から、戌年生まれの人や愛犬家から親しまれている千三百年以上の歴史を持つ神社です。境内には、「犬の王」と書かれた石像があります。この伊奴神社のある稲生町(いのう)の名前の由来にもなったと言われています。今回は伊奴神社へ参拝してきましたので紹介したいと思います。
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伊奴神社とは?
地下鉄鶴舞線の庄内通駅から徒歩10分ちょっとの場所です。少し分かり難いですが、庄内用水路沿いを歩いて行くとスムーズに向かえると思います。境内に60台分の駐車場もあります。
名称 | 伊奴神社 |
所在地 | 名古屋市西区稲生町2丁目12 |
御祭神 | 素盞嗚尊 大年神 伊奴姫神 |
創建 | 西暦673年 |
URL | http://www.inu-jinjya.or.jp/ |
伊奴神社に伝わる伝説(伊奴神社のHPより)
昔、庄内川の氾濫に困った村人が旅の山伏にお願いしてお祈りをしてもらったところ、その年は洪水が起こらなかった。不思議に思った村人が開けてはならないと言われていた御幣を開けたところ、中には一匹の犬の絵と「犬の王」という文字が書いてあった。
そして次の年はまた洪水となってしまった。
再び立ち寄った山伏に村人は御幣を勝手に開けてしまったことを詫び、もう一度お祈りをしてほしいと頼んだ。
すると山伏は「御幣を埋め社を建て祀れ」といい、その後洪水はなくなった。それが伊奴神社の始まりと云われている。
伊奴神社HPより
伊奴神社は決して大きな神社ではありませんが、とても綺麗な空気が流れていて清々しい神社です。御祭神の伊奴姫神は安産・子授けにご利益があり、さらに犬は安産をすることから多くの妊婦さんが安産祈願に訪れることで有名です。
境内には、樹齢八百年のご神木があり、ここには白蛇が住んでいて金運の神様として崇められています。もう一つのご神木にはその昔天狗が住んでいたと伝わっており、病気平癒として多くの方が参拝に訪れます。
最後に
住宅街の中にこんな素敵な神社が残されていて地元の人たちの信仰の厚さを感じました。是非訪れていただきたいスポットです。正面の鳥居をくぐり、手水舎にてお浄めをした後に進んでいくと、正面に『伊奴神社 参拝案内図』がありますのでその順に参拝をされると良いと思います。