NHKの大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語』の主人公の一人前田利家は、名古屋市中川区にあった荒子城が生誕の地とされ、現在その跡地に冨士大権現天満天神社があります。境内には「前田利家御誕生之遺址」の大きな石碑が建っており、手入れの行き届いた天満宮です。
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冨士天満社
地下鉄東山線「高畑」駅から徒歩7分ほどの距離にあり、前田利家が再建したとされる荒子観音寺からも徒歩5分ほどに位置し、西側に権現公園が隣接します。
名称 | 冨士天満社 |
所在地 | 名古屋市中川区荒子4丁目208 |
御祭神 | 木花開耶姫命 菅原道真 |
創建 | 不明 |
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前田利家生誕の地
前田利家や前田家の先祖に関しては実際に資料が乏しく、父:利昌(利春)は荒子城以前に中川区の前田城にいたとされ、その前田城が前田利家の生誕の地だという説もあります。現在は前田速念寺というお寺になっており、鯰尾兜をモチーフにした本堂が特徴です。【名古屋の歴史観光モデルコース】前田利家編をご覧ください。
【名古屋の歴史観光モデルコース】前田利家編|マップあり
加賀加賀百万石を築いた前田利家は、当時の平均身長155cm前後の中で約180cmの体格を誇る傾奇者と言われ、「槍の又左」と異名がつくほど血気盛んな若い時代を尾張名古屋…
前田利家は菅原道真公の子孫という説もあり、前田家の家紋は「梅鉢紋(うめばちもん)」、菅原道真が愛した梅を家紋としています。また菅原道真を祀った北野天満宮に太刀を50年毎に奉納しており、崇拝していたことが良くわかります。
最後に
三英傑の織田信長・豊臣秀吉、江戸時代を築いた徳川家康、その江戸時代の大名は約6割が愛知県出身!それだけゆかりの地も多く、歴史教科書にのっていない部分もたくさんあります。今後もおすすめの地や観光スポット含めてご紹介しますので、ぜひ読んでみてください。
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