真宗大谷派名古屋別院(東別院)|織田信長ゆかりの地で楽しむ—夏の【夜市】マルシェと歴史探訪

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名古屋市中区にある真宗大谷派名古屋別院(東別院)は、市民に親しまれる大きなお寺です。歴史をさかのぼれば、この地にはかつて織田信長の父・信秀が居城とした「古渡城」があり、戦国時代の舞台のひとつでした。現在は厳かな本堂と美しい境内を有し、地域の文化・交流の拠点となっています。

その東別院では、毎月8日、18日、28日に開催される「東別院暮らしの朝市」が有名ですが、夏季(7〜9月)は夕方に開催され、涼しい時間帯に買い物や食事を楽しめます。歴史と現代の賑わいが融合した、名古屋らしい魅力の詰まったイベントです。

CONTENTS

東別院の歴史と古渡城の面影

歴史的背景と築城の意図

  • 古渡城は、1534年(天文3年)、尾張国で勢力を強めていた織田信秀が築いた平城で、東別院にあたる現在の名古屋市中区橘周辺に位置していました。周囲は二重の堀に囲まれ、東西約140m・南北約100mという規模を誇りました。
  • 1546年(天文15年)、ここで信長が13歳で元服を迎えたことは特筆すべき歴史的出来事です。
  • 1548年(天文17年)、信秀は末森城へ移るため、古渡城は廃城となり、その歴史は僅か14年という短いものに終わりました。

東別院への転用と石材の痕跡

  • 廃城後は長い年月が経過し、1690年(元禄3年)、尾張藩主・徳川光友が古渡城跡約1万坪を東本願寺(現・東別院)へ寄進し、現在の寺院が建立されました。
  • 境内にはかつて古渡城のあったことを伝える城址碑や案内板が設置され、城の歴史を今に伝えています。
  • 興味深いのが、敷地内に残る名古屋城築城時に使われる予定だった石材の残石。大名の刻印が確認されたものが29個もあり、当時の石置き場としての痕跡を感じさせます。

面影を残す地形と下茶屋公園

また江戸期の文献(尾張名所図会)には、「古渡古城天守臺址」と記されており、その遺構の可能性も指摘されています。整備された公園内の起伏は、その名残かもしれません。

東別院の裏手にある下茶屋公園には、古渡城の堀跡を転用したとされる池があります。現在は庭園の池として整備されており、往時の城の空気もかすかに感じられます。

東別院暮らしの朝市とは

開催の概要

「東別院暮らしの朝市」は、名古屋市中区の真宗大谷派名古屋別院(東別院)境内にて、毎月「8の付く日」(8日・18日・28日)に開催されるマーケットイベントです。通常は午前10時〜午後2時までの開催で、小雨決行・入場無料となっています。

さらに、夏季(7月〜9月)は「暮らしの夜市」として、開催時間が午後4時〜午後8時に変更され、昼の朝市とは異なる夕暮れの風景や屋台の雰囲気が楽しめます。例えば今年2025年も、この夏場は夕方以降の開催が引き続き実施されています。

地下鉄名城線「東別院駅」から徒歩約3分とアクセス良好。臨時駐車場が設けられますが、公共交通機関の利用がおすすめです。

日ごとの特色

  • 毎月8日:オーガニック系がテーマ。無農薬野菜、安心安全な加工食品、ナチュラル系雑貨などが並びます。
  • 毎月18日:個性派・若手クリエーターによる先鋭的な店舗が多く出店。新しい出会いが楽しめます。
  • 毎月28日:朝市創成期から参加する“顔”的な馴染み店が集結。人気のキッチンカーやスイーツ店も多く、安心感のある賑わいです。

訪れる際のポイント

準備ポイント内容
早めの来場推奨人気の店舗は早々に売切れることも
開催判断について雨でも開催(少雨決行)。中止の場合は前日12時前後に公式サイトで告知あり
体験の楽しみ方キッチンカーでのランチや食べ歩き、マルシェ散策、音楽やベンチでのんびりひと休みなど、多彩な楽しみ方が可能
アクセス注意駐車場は限りあり。公共交通機関または近隣コインパーキングを利用推奨

夏限定【夜市】!夕涼みマルシェ

例年7〜9月の期間は、暑さを避けて夕方(16:00〜20:00)に開催されます。

  • 昼とは違う雰囲気:境内に灯る提灯やライトアップで、幻想的な空間に。
  • 夏ならではの屋台グルメ:かき氷、冷たいドリンク、地元食材を使った軽食などが人気。
  • 涼しい時間帯でゆっくり楽しめる:日中の猛暑を避けられるため、家族連れや仕事帰りの人にも好評です。

名古屋別院の概要

名称東別院(正式名称:名古屋別院)
所在地名古屋市中区橘2丁目8−55
本尊阿弥陀如来
創建1690年
URLhttps://www.ohigashi.net/

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