春から初夏にかけてのレジャーとして人気の「潮干狩り」。暖かい日差しの下、家族や友人と一緒に砂浜で貝を探す時間は、子どもから大人まで楽しめるアクティビティです。特に愛知県周辺には、潮干狩りが楽しめるスポットが数多くあり、新鮮なアサリやハマグリを自分で採ることができます。
今年も潮干狩りシーズンが到来!この記事では、名古屋近郊でおすすめの潮干狩りスポットや、たくさん貝を採るためのコツ、持ち物リストなどを詳しくご紹介します。春のお出かけ計画の参考に、ぜひチェックしてみてください!
おすすめの潮干狩りスポット

No. | 潮干狩り場 | 期間 | 料金 |
---|---|---|---|
① | 山田海岸潮干狩り場 | 4月12日~6月28日 | 大人:1,400円 小人:1,000円 |
② | 常滑 樽水・西阿野・古場 | 3月29日〜5月31日 | 1kg / ¥700 (上限3kg) |
③ | 梶島潮干狩り場 | 3月29日~5月15日 | 大人:3,500円 小人:1,500円 |
④ | 吉田海岸潮干狩り場 | 3月29日~6月28日 | 大人:2,000円 小人:1,000円 |
⑤ | さかな広場西海岸潮干狩り場 | 3月28日~5月28日 | 大人:2,000円 |
⑥ | ころもざき漁協 潮干狩り場 | 3月28日~6月15日 | 大人:2,000円 小人:1,000円 |
⑦ | 潮干狩り三河鳥羽 | 3月29日~6月15日 | 一律1,200円(1袋) |
⑧ | 西浦海岸 潮干狩り場 | 3月15日~5月27日 | 一律1,500円(2kg) |
⑨ | 竹島潮干狩り場 | 4月12日~6月1日 | 一律1,500円(2Kg) |
⑩ | 三谷海岸潮干狩場 | 3月29日~6月28日 | 大人:1,200円 小人:600円 |
注:潮干狩りは状況によって中止となる場合があります。お出かけの際は、必ず最新の現地情報をご確認ください。
潮干狩りのコツと持ち物

潮干狩りを存分に楽しむためには、ちょっとしたコツや事前準備が大切です。効率よく貝を採る方法や、持っていくと便利なアイテムを紹介します!
①貝をたくさん採るためのコツ
1. 潮見表をチェック!最適な時間帯を狙おう
潮干狩りは、潮が引いて海底が現れる「干潮」のタイミングがベスト!潮見表を確認し、干潮の1~2時間前から準備を始めると、より多くの貝を見つけられます。
📌 おすすめの潮見表サイト:「愛知 潮汐表」「潮干狩り 潮見表」などで検索すると確認できます。
2. 貝がよくいる場所を見つける
- 水が残ったくぼみや、小さな穴が空いている場所には、アサリやハマグリが潜んでいる可能性大!
- 人があまり掘っていない場所を狙うのもポイント。特に、少し離れたエリアや岩場の周辺は狙い目。
3. 掘り方のテクニック
- クマデを使って 表面から3~5cmくらいを優しく掘る
- 貝が見つかったら、周辺にも潜んでいることが多いので 同じエリアをじっくり掘る
- 力を入れすぎると貝が割れてしまうので注意
②潮干狩りの持ち物リスト
潮干狩りを快適に楽しむためには、道具や服装の準備も重要です。必要な持ち物をリストアップしました!
🔹 必須アイテム
✅ クマデ(手で掘るより効率UP!先が丸いものが貝を傷つけにくくて◎)
✅ バケツ・網袋(採った貝を入れるため。網袋は砂抜きにも使える)
✅ クーラーボックス(新鮮な状態で持ち帰るために必須!保冷剤も忘れずに)
🔹 あると便利なアイテム
✅ 軍手やゴム手袋(貝殻で手を傷つけるのを防ぐ)
✅ スコップやシャベル(小さい子どもでも掘りやすい)
✅ 折りたたみ椅子(長時間しゃがむのが辛い場合に)
🔹 服装&日焼け対策
✅ 長靴 or マリンシューズ(裸足だと貝殻や岩でケガをしやすい)
✅ 着替え&タオル(濡れる可能性があるので予備の服を用意)
✅ 帽子・サングラス・日焼け止め(紫外線対策はしっかりと!)
③潮干狩りの注意点&マナー
- 貝の採りすぎに注意(地域ごとに持ち帰り量の制限があるので要確認)
- ゴミは必ず持ち帰る(海をきれいに保つためにルールを守ろう)
- 砂抜きを忘れずに(持ち帰った貝は、海水や塩水につけて砂抜きをする)
潮干狩り後の楽しみ方

潮干狩りで採った貝は、そのまま持ち帰るだけではなく、適切に処理して美味しく食べたり、近くの観光スポットに立ち寄って1日を満喫するのがおすすめです。ここでは、貝の持ち帰り&調理方法、近くの温泉やグルメスポットも紹介します!
①採った貝の持ち帰り方&砂抜きの方法
🦪 貝を持ち帰る際のポイント
- クーラーボックスに 濡れた新聞紙に包んで入れる(真水NG!)
- 保冷剤や氷は直接当てず、冷やしすぎないように注意(貝が弱る原因になる)
- 持ち帰ったら すぐに砂抜き を始める
🦪 砂抜きの手順(アサリ・ハマグリ)
- 海水と同じ濃度の塩水(3%程度) を作る(500mlの水に小さじ1杯の塩)
- 広めのボウルやバットに貝を重ならないように並べ、塩水に浸す
- 新聞紙などでふたをして 暗い場所で 2〜3時間 放置(冷蔵庫は×)
- 砂を吐き出したら、最後に流水で優しく洗う
②採った貝の美味しい食べ方
せっかく新鮮な貝を手に入れたなら、自宅で簡単に美味しく調理しましょう!
🌿 定番レシピ3選
1. アサリの酒蒸し(シンプルで旨みたっぷり!)
材料:
- アサリ … 適量
- 酒 … 100ml
- バター … 10g
- ニンニク … 1片(スライス)
- 醤油 … 小さじ1
作り方:
- フライパンにバターとニンニクを入れ、香りが立つまで弱火で炒める
- 砂抜きしたアサリを入れ、酒を加えてフタをする
- 中火で蒸し焼きにし、貝が開いたら醤油を少し加えて完成!
2. アサリの味噌汁(潮干狩り後の定番!)
材料:
- アサリ … 適量
- 水 … 500ml
- だし … 小さじ1
- 味噌 … 大さじ2
作り方:
- 鍋に水とだしを入れて火にかける
- 砂抜きしたアサリを加え、貝が開くまで煮る
- 味噌を溶き入れて完成!(沸騰させすぎないよう注意)
3. ボンゴレビアンコ(パスタにも!)
材料:
- アサリ … 200g
- パスタ … 100g
- オリーブオイル … 大さじ2
- ニンニク … 1片(みじん切り)
- 白ワイン … 50ml
- 鷹の爪 … 1本
- 塩・こしょう … 適量
- パセリ … 少々
作り方:
- フライパンにオリーブオイルとニンニク、鷹の爪を入れて香りを出す
- アサリと白ワインを加えてフタをし、貝が開くまで蒸し焼きにする
- 茹でたパスタを加え、塩・こしょうで味を調えて完成!
③ 潮干狩りの後に楽しめる観光&温泉スポット
潮干狩りの後は、周辺の観光スポットや温泉でゆっくりリフレッシュするのもおすすめです。
🔹 南知多エリア(豊浜・内海)
✅ まるは食堂(南知多本店)
- 名物「ジャンボエビフライ」で有名!新鮮な魚介料理が楽しめる
- 【アクセス】豊丘ICから車で約5分
✅ 南知多温泉郷
- 潮干狩りで冷えた体を温めるなら温泉へ!
- 日帰り入浴ができる「源氏香」

🔹 蒲郡エリア(竹島・西浦温泉)
✅ 竹島観光&八百富神社
- 神秘的な竹島を散策しながら、縁結びの神社を参拝
✅ 西浦温泉の日帰り温泉
「ホテルたつき」や「和のリゾートはづ」で海を眺めながら温泉を満喫

潮干狩りを1日楽しもう!
潮干狩りは、採る楽しさだけでなく、新鮮な貝を味わう楽しみも魅力のひとつ。さらに、周辺の温泉やグルメスポットに立ち寄れば、1日たっぷり楽しめるレジャーになります。今年の春は、家族や友人と一緒に潮干狩りへ出かけて、思い出に残る1日を過ごしてみてはいかがでしょうか?