名古屋の穴場を巡る!旧豊田佐助邸で歴史と庭園を満喫

名古屋には、有名な観光地だけでなく、まだ広く知られていない「隠れた名所」や「穴場スポット」「歴史を感じる文化財」が点在しています。地元の人に愛されながらも、実はその土地の歴史や文化を深く感じられる貴重な存在です。
今回ご紹介する 旧豊田佐助邸 も、そんな隠れた歴史スポットの一つ。名古屋の中心部からほど近い東区主税町にひっそりと佇むこの邸宅は、豊田自動織機の礎を築いた豊田佐吉の実弟豊田佐助の旧邸宅です。モダンな都市景観の中に息づく大正時代の建築は、まるで時間が止まったかのような静けさを湛えています。

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旧豊田佐助邸とは?

名古屋市東区にある「旧豊田佐助邸」は、トヨタグループの創始者・豊田佐吉の実弟である豊田佐助の旧宅です。大正12年(1923年)に建てられたこの邸宅は、トヨタグループの礎を築いた豊田家の歴史を今に伝える貴重な建築物となっています。

豊田佐助は、兄・佐吉が発明した自動織機の実用化や、事業の発展を支えた実務家として知られています。旧邸は、当時としては非常に先進的な和洋折衷の建築様式で造られており、洋風の外観と日本建築の伝統を融合させたモダンなデザインが特徴です。

内部には広々とした洋間の応接室や、風情ある和室、細部にこだわった造作が残されており、当時の豊田家の暮らしぶりを垣間見ることができます。名古屋市の認定地域建造物資産にも指定され、一般公開されているため、誰でも見学することが可能です。

邸宅の周囲には落ち着いた庭園も整備されており、四季折々の景観も楽しめます。トヨタグループの歴史や近代建築に興味がある方には特におすすめの、名古屋の隠れた歴史スポットです。

「旧豊田佐吉邸」概要

旧豊田佐助邸は、名古屋市東区主税町に位置し、公共交通機関でもアクセスしやすい場所にあります。以下、具体的なアクセス方法をご紹介します。

🚃公共交通機関を利用する場合

①地下鉄を利用する場合

  • 名古屋市営地下鉄 名城線「名古屋城駅」駅下車
  • 徒歩約15分

②バスを利用する場合

  • 名古屋市営バス「白壁」停留所下車
  • 徒歩約5分

🚗車でのアクセス

  • 名古屋駅から車で約15分
  • 周辺にはコインパーキングが複数あります

🚶徒歩でのアクセス

  • 栄エリアから徒歩約25分
  • 主税町の歴史的な街並みを楽しみながらの散策もおすすめ
名称旧豊田佐吉邸
住所名古屋市東区主税町3丁目8
電話番号0522222318
URLhttps://www.city.nagoya.jp/kankobunkakoryu/page/0000028733.html

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