日置神社|織田信長も戦勝祈願した名古屋市中区の歴史スポット

当ページのリンクには広告が含まれています。

名古屋市中区のオフィス街の一角に静かに佇む歴史ある神社、日置神社があります。清々しい空気が漂い、訪れるだけで心が整うような感覚を味わえるおすすめの場所です。

実はこの日置神社、あの織田信長とも深い縁を持つ由緒正しい神社であり、ものづくりや商売繁盛の神様として地元の人々から信仰を集めてきました。今回は、そんな日置神社な歴史やご利益、アクセス方法などをご紹介します。

CONTENTS

日置神社とは

アクセス

日置神社は名古屋市中区に位置しており、交通アクセスも良好です。最寄り駅は地下鉄名城線・鶴舞線「上前津駅」または鶴舞線「大須観音駅」で、どちらの駅からも徒歩約10分圏内。名古屋駅や栄エリアからもアクセスしやすいため、観光の合間に立ち寄るのにも便利です。

周辺にはコインパーキングも点在しており、車での参拝も可能。街中にありながら、境内は落ち着いた雰囲気で、仕事帰りやお昼休みにふらっと立ち寄る方も多い神社です。

歴史的背景や由縁など

日置神社の御祭神は天太玉命(あめのふとだまのみこと)。古くから「技術・ものづくりの神様」として知られ、現代では企業隆昌・事業繁栄・商売繁盛・技術向上・学業成就など、幅広いご利益があるとされています。

また、天太玉命は注連縄(しめなわ)のルーツとされる神様ともいわれており、神事や神域の結界に関わる重要な存在でもあります。

歴史をさかのぼると、永禄3年(1560年)、あの織田信長が桶狭間の戦いに出陣する早朝、清洲城を出てこの日置神社に立ち寄り、「敦盛」を舞いながら戦勝祈願を行ったという逸話が伝えられています。その後、軍勢がここに集結し、信長は熱田神宮へ向かったとされています。

桶狭間での大勝後、信長は戦勝報告と感謝の気持ちを込めて、日置神社の神域に松の木を千本奉納したとされ、現在もその故事が語り継がれています。神社の静かな佇まいの中に、戦国の気配を感じることができる貴重なスポットです。

見どころ

廣富稲荷社

朱塗りの鳥居と狐像が目を引く廣富稲荷社は、商売繁盛・事業繁栄・五穀豊穣のご利益で知られています。「廣富」という社名が示す通り、“豊かさが広がる”ことを願って多くの参拝者が訪れます。地元商店主や経営者からの信仰も厚く、日々の商売に感謝を捧げる場所として親しまれています。

大黒恵比寿社

福の神として名高い大黒天と恵比寿様が並んで祀られている大黒恵比寿社。金運招福、商売繁盛、家内安全、良縁成就など、まさに“福”を呼び込む社として人気があります。にこやかな表情のご神像に手を合わせると、心まで温かくなるような感覚に。財運アップを願うなら、ぜひ立ち寄りたい一社です。

日置龍神社

境内の奥まった場所に静かに佇むのが、椋の木に宿っている日置龍神社。水と深い関わりを持つ龍神様を祀っており、浄化・守護・開運のご利益があるとされています。気の流れが良いとされるパワースポットでもあり、参拝後に「気持ちがスッと整う」と感じる方も多いそうです。

橘社

橘の名を冠したこの社は、古代日本で貴重な果実とされた橘に由来し、健康長寿・無病息災のご利益があります。尾州中納言葵も確認でき、尾張徳川家二代藩主の瑞龍院殿光友公を祀られています。

そのほかにも、厄除け・疫病除けの津島社、火難除けの秋葉社、熱田大神を祀る熱田社など、多様なご利益を持つ社が点在しています。

日置神社の概要

名称日置神社
所在地名古屋市中区橘1丁目3−21
御祭神天太玉命
創建延喜式神名帳記載
URL

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Please Share
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
CONTENTS