塩竈神社|戌の日に訪ねる名古屋のおすすめ安産祈願スポット!

当ページのリンクには広告が含まれています。

11月1日は戌の日。出産に関わる方々が安産祈願を重ねるこの日に備え、塩竈神社での参拝が注目されています。名古屋市天白区・御幸山の麓に鎮座する塩竈神社は、陸奥国一ノ宮・宮城県塩竈神社から勧請された由緒ある式内社。御祭神は 鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)で、安産や虫封じ、航海安全のご利益を授ける守護神として厚く信仰されています。11月1日の戌の日を前に、ぜひその歴史と祈りの場を訪れて心を整えてみてください。

CONTENTS

塩竈神社とは

アクセス

地下鉄:鶴舞線「塩釜口駅」3番出口より徒歩約10分

駐車場:無料駐車場・第1・第2・臨時あり

受付時間:御祈祷は午前9時〜午後3時

混雑情報:戌の日や大安は特に混雑が予想され、公式でも10時〜14時を避けるよう推奨されています。

歴史的背景や由縁など

塩釜神社は、宮城県塩竈市に鎮座する旧国幣中社「鹽竈神社」から、弘化年間(1844~1848年)に豪農・山田善兵衛が御分霊を賜り、当地に社殿を建立して祀ったことに始まります。

主祭神である鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)は、『古事記』や『日本書紀』に登場する教え導きの神であり、製塩技術を伝えた神として尊崇されています。さらに、潮流を司る神として、出産の干満の関係から安産守護神としても信仰対象です。

明治15年10月に整備された社殿のほか、山頂に明治天皇の「御野立所の碑」が立ち、春は桜、秋は紅葉の名勝地としても知られています。また境内南斜面には、市の保存樹に指定された樹齢100年以上の藤の老木もあり、四季を彩る豊かな自然が魅力です

戌の日について

「戌の日」とは、十二支が日付にあてはめられた暦上の一つで、12日に一度巡ってくる日です。干支の戌(犬)は、多産でお産が軽いとされることから、「安産の象徴」として古くから親しまれてきました。

この日にあわせて行う安産祈願(帯祝い)では、妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に腹帯を巻き、母子ともに健康で無事に出産できるよう願う伝統的な習わしです。参拝者は神社でご祈祷を受けるほか、腹帯やお守りを授かることも一般的です。

塩釜神社もまた安産守護の社として、戌の日に多くのご祈祷希望者が訪れます。妊婦さんの体調を第一に、無理のない日に参拝することが望ましいとされています。

塩竈神社の概要

名称塩竈神社
所在地名古屋市天白区御幸山1328
御祭神鹽土老翁神
創建弘化年間(1844~48)
URLhttps://www.siogamajinja.or.jp/

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Please Share
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
CONTENTS