名古屋めしの代表格であり、大正12年(1923年)創業という長い歴史を誇る老舗、「宮きしめん 神宮店」。熱田神宮の境内にたたずむこの店舗は、“宮”の字を熱田神宮の宮司様から頂いた由緒ある名前を冠し、本場のきしめん文化を守り続けています。
透き通った出汁と、もっちりと滑らかな舌触りの麺など、素材へのこだわりが際立つ味わいは、観光客と地元の人々双方から愛されています 。
熱田神宮を訪れるついでに、歴史香る境内で“本物の名古屋めし”を体験できる店として、宮きしめん神宮店は外せません。
宮きしめん 神宮店


アクセス
最寄り駅からのアクセス
- 名鉄名古屋本線「神宮前駅」より徒歩約5〜6分(およそ410m)
- 市営地下鉄名城線「熱田神宮西駅」より徒歩約6〜8分(約420m)
- JR「熱田駅」からも徒歩圏内で歩いて約10分ほど
駐車場:熱田神宮の駐車場が利用可能で、車でのアクセスも便利です。
営業時間:午前9時から午後4時30分まで、ラストオーダーは16時30分。年中無休で営業しています。(変更の可能性あり)
宮きしめん/ざるきしめん


宮きしめん(冷)—— 鰹の香りと輪郭あるつゆ、もちもち麺が調和
宮きしめん(冷)は、夏にぴったりな冷たい一杯。つるつるとした滑らかな喉越しと、しっかりしたコシを併せ持つ麺が爽快そのもの。つゆは鰹節やムロアジなどを丁寧に取った出汁が効いており、香り高く輪郭のある味わいで、透明感のある冷たさが心地よい印象です。揚げ、椎茸、蒲鉾、ほうれん草に花鰹といった具材が彩りと旨みを添え、シンプルながら飽きのこない美味しさでした。
ざるきしめん —— 透明なつゆともちもち麺、冷たさが引き立てる味わい
ざるきしめんは、見た目から涼しさを感じる一品。つややかできれいな麺は、冷たく締められており、もちもちの食感がたまらない喉越しです。つゆもバランスよく濃すぎず、しっかりとした旨みがあり、夏でもするりと食べられる軽快さがあります。
宮きしめん 神宮店の概要
店名 | 宮きしめん 神宮店 |
住所 | 名古屋市熱田区神宮1丁目1-1 熱田神宮境内 くさなぎ広場 |
電話番号 | 0526826340 |
URL | https://www.miyakishimen.co.jp/ |
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最後に
冷製「宮きしめん」は、出汁の深みと具材の旨みをしっかり楽しみたい方にぴったり。一方、ざるきしめんは涼しく、軽やかに、でもコシのある麺をじっくり味わいたい方におすすめです。
熱田神宮の空気の中で、冷たいきしめんを食べる体験は特別です。どちらを選んでも満足できるラインナップですが、異なる魅力を併せて味わうのも一興。ぜひ、自分好みの一杯を見つけてみてください。