絶対読むべき中国史の面白い時代! キングダムから項羽と劉邦・三国志まで

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『マンガを読んで日本史・中国史・世界史が好きになり得意教科になる』

きっかけは、
1986年放送の祖母が見ていた年末時代劇スペシャル「白虎隊」
1987年放送のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗(主演:渡辺謙)」でした。
そこから「学研まんが人物日本史」でマンガの世界に突入、特に戦国時代と明治維新の時代は読みあさりました。

『なぜ中国史に興味が?』
中国史の時代は、紀元前246年に始皇帝即位から項羽と劉邦へ、そこから三国志の時代と
日本史の時代は、その間 弥生時代 登場人物として知られているのは「卑弥呼」ぐらいでしょうか。(興味のない人でしたら)

『中国史の登場人物は?』
始皇帝の嬴政をはじめ、項羽と劉邦、曹操・劉備・孫権、孔明や関羽も教科書にのっているぐらいです。
時代の革命や戦国期には、登場人物が豊富です。
登場人物がいないと時代は動かない!
つまり登場人物が多いほどドラマがあり、自分を主人公に見立て読んでしまいます。
当時、卑弥呼しか知らない弥生時代の日本史と比較して、中国史ではどれだけの登場人物を覚えたでしょうか、数百人ぐらいは主人公になりきったと思います。

マンガの登場人物は、作者によって描写も違えば、性格も違う所もありますが基本コンセプトは一緒です。すでに読まれている方も多いと思いますが、改めて読み直しても凄く楽しめるマンガです。僕は最低でも5回は読んでいます。

戦国七雄から秦の始皇帝までのおすすめマンガ

*達人伝~9万里を風に乗り~

王欣太氏による現在も連載中の春秋戦国時代の舞台。キングダムよりも数年~数十年前の時代になります。 心情の描写が繊細で、かつ大胆な表現は「蒼天航路」に似るものがあり、当時の登場人物を独自の視線と諸説を掛け合わせた感性で、読むものを虜(とりこ)にしてしまいます。

*キングダム

山﨑賢人・吉沢 亮・長澤まさみ・橋本環奈など豪華出演の映画「キングダム」の原作。
連載当初時に読んだ感想は面白い、今でもその感情は覚えています。
そのころ秦の始皇帝が出てくる場面と言えば、悪徳顔面描写の人物像!
出生から始皇帝への道のりを、また信(大将軍:李信)という登場人物など
知らない時代の人間ドラマには興味しかありませんでした。


秦後期~漢建国までのおすすめマンガ

*龍師の翼 史記・留候世家異伝

川原正敏氏による日本の歴史漫画です。
劉邦の軍師立場であり、秦の始皇帝暗殺を目的とした天才軍師張良を主人公としたマンガです。
「史記」の記述を基本とし、時代考証が「キングダム」よりも正確性が高いと評価を受けており、そこに川原氏の独創性が加わったマンガです。
代表作として「修羅の門」「修羅の刻」「海皇紀」などがあります。

あわせて読みたい

*赤龍王

「サラリーマン金太郎」でも有名な本宮ひろ志氏の作品の一つ、中国史を好きになったきっかけです。
独特の力強いタッチで描かれる眼力には、僕も影響されていました。。。
四字熟語の「四面楚歌」もこの時代、項羽が劉邦に取り囲まれた状態を表した言葉です。

*項羽と劉邦

巨匠:横山光輝氏が描く、項羽の死までを描いた漫画です。
項羽の妻(愛人)「虞美人」は異説として中国四大美人の1人とされます(この時貂蝉が外される)。
豆知識:貂蝉、董卓と呂布とを仲違いさせるため王宮へ送りこんだ王允の養女。
豆知識:自殺した虞美人の伝説はヒナゲシに「虞美人草」という異名がつく由来となりました。

漢後期~三国志までのおすすめマンガ

*蒼天航路

三国志の英雄:魏の曹操を主人公に、原作・原案:李學仁氏、作画:王欣太氏が描くストーリーです。
人は?人の欲とは?人の心とは?五感ノンストップ状態で読破したいマンガおすすめです。

*龍狼伝

修学旅行中の少年・少女が三国志の時代にタイムスリップから始まり、軍師として描く歴史ストーリー。
過去の歴史を知る主人公が本当の戦を経験した時に感じる思いは、歴史漫画を読んでいると、自分ならどうしていただろうと一度は考えた事はあると思います。
「龍狼伝」「龍狼伝 中原繚乱編」とつづき「龍狼伝 王霸立国編」が現在掲載中です。

*三国志

巨匠:横山光輝氏が描く、全60巻の大作!
魏・呉・蜀の時代前、贈収賄のはびこる中国の後漢末期~3国成り立ち~次世代までを描いたストーリーです。もちろん私も全巻保持し、すでに10回以上は読破している愛読書です。
代表作:鉄人28号・魔法使いサリーなど全作品名見て下さい、この作品もか~と驚きますよ!

中国史からの故事・ことわざ・四字熟語

実は、この時代に生まれた故事・ことわざ・四字熟語は数多くあります。
そんな例を
・国士無双・傍若無人・万夫不当・一騎当千・猪突猛進・十人十色・臥龍鳳雛
・背水の陣・苦肉の計(策)・破竹の勢い・匹夫の勇・三顧の礼
・泣いて馬駿を斬る
・士別れて三日、剋目して見よ
・君臣水魚の交わり
・死せる孔明生きる仲達を走らす

まとめ

「好きこそ物の上手なれ」よく言われる言葉です、実際に歴史が好きになってから別の時代にも興味が湧いて、マンガを探す。なければ小説や実際の歴史跡地に見学したりしました。
中々世界遺跡まで全て回れませんが、いずれ行ってみたいですね。


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